1983年に任天堂から発売された伝説の家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」。
日本国内で1935万台、全世界では6191万台を売り上げた1980年代を代表するゲーム機でした。
その「ファミコン」の登場から33年、2016年になって任天堂は「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」として復刻版のファミコンを発表します。
当時のゲームカセットは動かせないものの、多くの人気タイトルを収録し、発売後しばらくは品薄で入手できないほどの人気でした。
この復刻版ミニゲーム機の登場で、その他のハードウェアメーカーも次々と復刻版を発売することになります。
任天堂、SNK、セガ、NEC、、、などなど。
お気に入りだった当時のゲームをプレイすると、当時の思い出も一緒に蘇り懐かしい気持ちになる。
そんな復刻版ゲーム機、どんなものが出ているのか気になったので調べてみました。
家庭用ゲーム機の復刻版ミニ
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ
出典:任天堂
メーカー:任天堂
発売日:2016年11月10日
価格:5,980円
収録タイトル数:30本
電源供給:USB電源アダプタ(micro-B)※別売り
映像出力:HDMI端子
コントローラ:専用小型コントローラ2個付属
日本における家庭用ゲーム機の歴史を作った、といっても過言ではない任天堂の「ファミリーコンピュータ」。
その人気は日本国内にとどまらず、全世界でブームを起こしたゲーム機である。
8ビット世代を代表する任天堂「ファミリーコンピュータ」がミニサイズで登場したのが2016年のこと。
発売当初は全く品不足で転売ヤーたちの格好のターゲットなったものでした。
このミニ復刻版の発売をきっかけに家庭用ゲーム機の復刻版ブームが起きたので、ファミコンは2度ブームを起こしているゲーム機のカリスマなのです。
コントローラもミニサイズにしてしまったため操作しにくいといった評価もありますがファミコン世代としてはぜひ持っておきたいミニであります。
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ収録タイトル
※タイトル発売日順
タイトル | 発売元 | 発売年月日 |
ドンキーコング | 任天堂 | 1983年7月15日 |
マリオブラザーズ | 任天堂 | 1983年9月9日 |
パックマン | ナムコ | 1984年11月2日 |
エキサイトバイク | 任天堂 | 1984年11月30日 |
バルーンファイト | 任天堂 | 1985年1月22日 |
アイスクライマー | 任天堂 | 1985年1月30日 |
ギャラガ | ナムコ | 1985年2月15日 |
イー・アル・カンフー | コナミ | 1985年4月22日 |
スーパーマリオブラザーズ | 任天堂 | 1985年9月13日 |
ゼルダの伝説 | 任天堂 | 1986年2月21日 |
アトランチスの謎 | サンソフト | 1986年4月17日 |
グラディウス | コナミ | 1986年4月25日 |
魔界村 | カプコン | 1986年6月13日 |
ソロモンの鍵 | テクモ | 1986年7月30日 |
メトロイド | 任天堂 | 1986年8月6日 |
悪魔城ドラキュラ | コナミ | 1986年9月26日 |
リンクの冒険 | 任天堂 | 1987年1月14日 |
つっぱり大相撲 | テクモ | 1987年9月18日 |
スーパーマリオブラザーズ3 | 任天堂 | 1988年10月23日 |
忍者龍剣伝 | テクモ | 1988年12月9日 |
ロックマン2 Dr.ワイリーの謎 | カプコン | 1988年12月24日 |
ダウンタウン熱血物語 | テクノスジャパン | 1989年4月25日 |
ダブルドラゴンII ザ・リベンジ | テクノスジャパン | 1989年12月22日 |
スーパー魂斗羅 | コナミ | 1990年2月2日 |
ファイナルファンタジーIII | スクウェア | 1990年4月27日 |
ドクターマリオ | 任天堂 | 1990年7月27日 |
ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会 | テクノスジャパン | 1990年10月12日 |
マリオオープンゴルフ | 任天堂 | 1991年9月20日 |
スーパーマリオUSA | 任天堂 | 1992年9月14日 |
星のカービィ 夢の泉の物語 | 任天堂 | 1993年3月23日 |
ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン
出典:任天堂
メーカー:任天堂
発売日:2017年10月5日
価格:7,980円
収録タイトル数:21本
電源供給:USB電源アダプタ(micro-B)※別売り
映像出力:HDMI端子
コントローラ:専用コントローラ2個付属
1980年代に起きた家庭用ゲーム機における8ビットマシン戦国時代を経て、時代は16ビットマシンの時代を迎えようとしていました。
任天堂よりも少し早く動いたのがライバル関係にあったセガ。
アーケードマシンと同じ「MC68000」をCPUに採用した「メガドライブ」を1988年に市場投入します。
「メガドライブ」の登場から遅れること2年、任天堂が満を持して投入したのがこの「スーパーファミコン」。
マシンスペックとしてはそれほど目を見張るものはないものの、ソフトウェアのパワーで一気に市場を取り戻します。
1990年の登場以来、1998年までの8年間で1400本以上ものゲームを世の中に送り出す大ヒットマシンとなりました。
全世界での販売台数もファミコンの6191万台には及ばなかったものの、ファミコンに迫る4910万台を売り上げました。
ちなみに、現時点で世界で最も売れた家庭用ゲーム機はソニー「PlayStation2」の1億5500万台です。
ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン収録タイトル
※タイトル発売日順
タイトル | 発売元 | 発売年月日 |
スーパーマリオワールド | 任天堂 | 1990年11月21日 |
F-ZERO | 任天堂 | 1990年11月21日 |
がんばれゴエモン〜ゆき姫救出絵巻〜 | コナミ | 1991年7月19日 |
超魔界村 | カプコン | 1991年10月4日 |
ゼルダの伝説 神々のトライフォース | 任天堂 | 1991年11月21日 |
スーパーフォーメーションサッカー | ヒューマン | 1991年12月13日 |
魂斗羅スピリッツ | コナミ | 1992年2月28日 |
スーパーマリオカート | 任天堂 | 1992年8月27日 |
スターフォックス | 任天堂 | 1993年2月21日 |
聖剣伝説2 | スクウェア | 1993年8月6日 |
ロックマンX | カプコン | 1993年12月17日 |
ファイアーエムブレム 紋章の謎 | 任天堂 | 1994年1月21日 |
スーパーメトロイド | 任天堂 | 1994年3月19日 |
ファイナルファンタジーVI | スクウェア | 1994年4月2日 |
スーパーストリートファイターII | カプコン | 1994年6月25日 |
スーパードンキーコング | 任天堂 | 1994年11月26日 |
スーパーマリオ ヨッシーアイランド | 任天堂 | 1995年8月5日 |
パネルでポン | 任天堂 | 1995年10月27日 |
スーパーマリオRPG | 任天堂 | 1996年3月9日 |
星のカービィ スーパーデラックス | 任天堂 | 1996年3月21日 |
スターフォックス2 | 任天堂 | 未発売 |
ネオジオ ミニ(NEOGEO mini)
出典:SNK
メーカー:SNK
発売日:2018年7月24日
価格:11,500円
収録タイトル数:40本
電源供給:USB電源アダプタ(Type C)※別売り
映像出力:3.5インチ液晶、映像音声出力HDMI端子
コントローラ:本体に専用コントローラ、外部コントローラ端子×2
ネオジオはSNKが開発して1991年に発売した家庭用ゲーム機。
CPUにはメガドライブと同じ「MC68000」を採用。
アーケードでも同じシステムを流用し、当時基板単位で入れ替えをしていたアーケードゲームを、カートリッジ交換で可能にした。
当時人気だった格闘ゲーム中心にゲームを販売し、餓狼伝説やワールドヒーローズ・KOFなどの人気タイトルを数多く生み出した。
特に格闘ゲーム好きにはたまらないゲーム機となった。
ネオジオ ミニ(NEOGEO mini)収録タイトル
※タイトル発売日順
タイトル | 発売元 | 発売年月日 |
トッププレイヤーズゴルフ | SNK | 1990年5月23日 |
サイバーリップ | SNK | 1990年11月7日 |
ASO II 〜ラストガーディアン〜 | SNK | 1991年7月1日 |
キング・オブ・ザ・モンスターズ2 | SNK | 1992年6月1日 |
龍虎の拳 | SNK | 1992年12月11日 |
得点王 | SNK | 1993年2月19日 |
餓狼伝説SPECIAL | SNK | 1993年12月22日 |
痛快GANGAN行進曲 | ADK | 1994年8月26日 |
ジョイジョイキッド | SNK | 1994年9月9日 |
バーニングファイト | SNK | 1994年9月9日 |
トップハンター | SNK | 1994年9月29日 |
ザ・キング・オブ・ファイターズ ’94 | SNK | 1994年10月1日 |
ニンジャコマンドー | ADK | 1994年10月31日 |
真サムライスピリッツ 覇王丸地獄変 | SNK | 1994年12月2日 |
ワールドヒーローズパーフェクト | ADK | 1995年5月25日 |
ザ・キング・オブ・ファイターズ ’95 | SNK | 1995年9月1日 |
リアルバウト餓狼伝説 | SNK | 1996年1月26日 |
メタルスラッグ | ナスカ | 1996年5月24日 |
ザ・キング・オブ・ファイターズ ’96 | SNK | 1996年9月27日 |
NINJA MASTER’S〜覇王忍法帖〜 | SNK | 1996年9月27日 |
風雲スーパータッグバトル | SNK | 1996年11月8日 |
サムライスピリッツ 天草降臨 | SNK | 1996年11月21日 |
ティンクルスタースプライツ | ADK | 1997年1月31日 |
ザ・キング・オブ・ファイターズ ’97 | SNK | 1997年9月25日 |
幕末浪漫 月華の剣士 | SNK | 1998年1月29日 |
ブレイジングスター | 夢工房 | 1998年2月26日 |
メタルスラッグ2 | SNK | 1998年4月2日 |
リアルバウト餓狼伝説2 THE NEW COMERS | SNK | 1998年4月29日 |
ショックトルーパーズ セカンドスカッド | ザウルス | 1998年6月24日 |
ザ・キング・オブ・ファイターズ ’98 | SNK | 1998年9月23日 |
幕末浪漫第二幕 月華の剣士〜月に咲く華、散りゆく花〜 | SNK | 1999年1月28日 |
ザ・キング・オブ・ファイターズ ’99 | SNK | 1999年9月23日 |
餓狼 MARK OF THE WOLVES | SNK | 2000年2月25日 |
メタルスラッグ3 | SNK | 2000年6月1日 |
ザ・キング・オブ・ファイターズ 2000 | SNK | 2000年12月21日 |
戦国伝承2001 | SNK | 2001年10月25日 |
ザ・キング・オブ・ファイターズ 2001 | SNK | 2002年3月14日 |
ザ・キング・オブ・ファイターズ 2002 | SNK | 2002年12月19日 |
ザ・キング・オブ・ファイターズ 2003 | SNK | 2004年3月18日 |
サムライスピリッツ零SPECIAL | SNK | 2004年7月15日 |
※通常版のほかに収録タイトルの違うインターナショナル版やサムライスピリッツシリーズ6作を収録したサムライスピリッツ限定セットなどもある。
プレイステーション クラシック
出典:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
メーカー:ソニー・コンピュータエンタテインメント
発売日:2018年12月3日
価格:9,980円
収録タイトル数:20本
電源供給:USB電源アダプタ(Micro-B)※標準添付なし
映像出力:HDMI端子
コントローラ:専用コントローラ×2
1994年に登場、ソニーが家庭用ゲーム機市場に参入した記念すべきハードウェア。
次世代ゲーム機としてNITENDO64やセガサターンと市場を争い、登場据え置き型ゲーム機として累計出荷台数がはじめて1億台を突破した。
ゲームメディアにはCD-ROMを採用。ディスク面は黒いのが特徴。
CPUには32ビットのRISCプロセッサを採用。
また、描画用に画像演算コプロセッサを搭載。
これによりリアルタイム演算でのポリゴン表現が可能となり、3D空間を利用したゲームが中心となっていく。
プレイステーション クラシック収録タイトル
※タイトル発売日順
タイトル | 発売元 | 発売年月日 |
闘神伝 | タカラ | 1995年1月1日 |
JumpingFlash! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻 | SCE | 1995年4月28日 |
アークザラッド | SCE | 1995年6月30日 |
女神異聞録ペルソナ | アトラス | 1996年9月20日 |
アークザラッドII | SCE | 1996年11月1日 |
スーパーパズルファイターIIX | カプコン | 1996年12月6日 |
ワイルドアームズ | SCE | 1996年12月20日 |
I.Q Intelligent Qube | SCE | 1997年1月31日 |
ARMORED CORE | フロム・ソフトウェア | 1997年7月10日 |
サガ フロンティア | スクウェア | 1997年7月11日 |
GRADIUS外伝 | コナミ | 1997年8月28日 |
バイオハザード ディレクターズカット | カプコン | 1997年9月25日 |
ファイナルファンタジーVII インターナショナル | スクウェア | 1997年10月2日 |
鉄拳3 | ナムコ | 1998年3月26日 |
パラサイト・イヴ | スクウェア | 1998年3月29日 |
Gダライアス | タイトー | 1998年4月9日 |
XI [sái] | SCE | 1998年6月18日 |
METAL GEAR SOLID | コナミ | 1998年9月3日 |
R4 RIDGE RACER TYPE 4 | ナムコ | 1998年12月3日 |
ミスタードリラー | ナムコ | 2000年6月29日 |
メガドライブ ミニ
出典:セガゲームス
メーカー:セガゲームス
発売日:2019年9月19日
価格:6,980円 ※コントローラ2個付きのWは8,980円
収録タイトル数:42本
電源供給:USB電源アダプタ(Micro-B) ※標準添付なし
映像出力:HDMI端子
コントローラ:専用コントローラ×1 ※メガドライブミニWはコントローラ2個付き
家庭用ゲーム機の8ビット世代はファミコンに完敗したセガ。
1980年代後半になると次世代16ビット機の覇権争いに移行します。
その中でアーケードゲームで好調だったセガは、同じようなシステムが使えるハードウェアを他社に先駆けて開発。
そして一足早く1988年に市場に投入した16ビットマシンがこの「メガドライブ」。
アーケードで人気のあったセガの体感ゲーム「スパースハリアー」や「アフターバーナー」など。
これと同じゲームを家庭でも楽しめたらユーザーもついてきてくれる、そんな願いからCPUに採用したのは「MC68000」。
これによりゲームセンターと同じクオリティのゲームが家庭でも楽しめるように。
それが当時アーケードゲームに強かったセガがつくった「メガドライブ」でした。
メガドライブ ミニ収録タイトル
※タイトル発売日順
タイトル | 発売元 | 発売年月日 |
スペースハリアーII | セガ | 1988年10月29日 |
大魔界村 | カプコン | 1989年8月3日 |
ザ・スーパー忍 | セガ | 1989年12月2日 |
ゴールデンアックス | セガ | 1989年12月23日 |
重装機兵レイノス | メサイヤ | 1990年3月16日 |
サンダーフォースIII | テクノソフト | 1990年6月8日 |
コラムス | セガ | 1990年6月30日 |
武者アレスタ | 東亜プラン | 1990年12月21日 |
レッスルボール | ナムコ | 1991年2月8日 |
レンタヒーロー | セガ | 1991年9月20日 |
スーパーファンタジーゾーン | サンソフト | 1992年1月14日 |
シャイニング・フォース 神々の遺産 | セガ | 1992年3月20日 |
アリシアドラグーン | ゲームアーツ | 1992年4月24日 |
ランドストーカー 〜皇帝の財宝〜 | セガ | 1992年10月30日 |
ソニック・ザ・ヘッジホッグ2 | セガ | 1992年11月21日 |
アイラブミッキー&ドナルド ふしぎなマジックボックス | セガ | 1992年12月18日 |
ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌 | セガ | 1993年1月14日 |
スノーブラザーズ | 東亜プラン | 1993年5月28日 |
スラップファイトMD | 東亜プラン | 1993年6月11日 |
ロード・ラッシュⅡ | エレクトロニック・アーツ | 1993年7月23日 |
ガンスターヒーローズ | セガ | 1993年9月10日 |
ストリートファイターIIダッシュプラス | カプコン | 1993年9月28日 |
パーティークイズ MEGA Q | セガ | 1993年11月5日 |
ダイナブラザーズ2 (セガチャンネルスペシャル版) | CSK総合研究所 | 1993年12月3日 |
ファンタシースター 千年紀の終りに | セガ | 1993年12月17日 |
バンパイアキラー | コナミ | 1994年3月18日 |
ゲームのかんづめ お徳用 | セガ | 1994年3月18日 |
タントアール | セガ | 1994年4月1日 |
モンスターワールドIV | セガ | 1994年4月1日 |
ロードモナーク とことん戦闘伝説 | セガ・ファルコム | 1994年6月24日 |
ハイブリッド・フロント | セガ | 1994年7月22日 |
ダイナマイトヘッディー | セガ | 1994年8月5日 |
ラングリッサーII | メサイヤ | 1994年8月26日 |
魂斗羅 ザ・ハードコア | コナミ | 1994年9月15日 |
幽☆遊☆白書 魔強統一戦 | セガ | 1994年9月30日 |
ロックマンメガワールド | カプコン | 1994年10月21日 |
ぷよぷよ通 | セガ | 1994年12月2日 |
ストーリー オブ トア 〜光を継ぐ者〜 | セガ | 1994年12月9日 |
コミックスゾーン | セガ | 1995年9月1日 |
魔導物語I | コンパイル | 1996年3月22日 |
ダライアス | タイトー | 未発売 |
テトリス | セガ | 未発売 |
PCエンジン mini
出典:コナミデジタルエンタテインメント
メーカー:コナミデジタルエンタテインメント
発売日:2020年3月19日
価格:10,500円
収録タイトル数:50本
電源供給:USB電源アダプタ(Micro-B) ※別売り
映像出力:HDMI端子
コントローラ:専用コントローラ×1
1980年代、任天堂の「ファミコン」がひとり勝ち状態だった家庭用ゲーム機。
各社が16ビット次世代ゲーム機の開発に舵を切る中。
8ビット機最高峰を目指したのがハドソンとNECがタッグを組んだ「PCエンジン」でした。
自分たちの作りたいソフトを作るための理想的なハードウェアの完成を目指したハドソン。
エポック社にハードウェアを提供していたNEC。
この2社がタッグを組んで開発したのが8ビットゲーム機最強スペックを誇る「PCエンジン」。
ハードウェア性能の高さから、タイトーやナムコ、アイレムといった大手人気メーカーが自社のアーケードゲームを移植して。
1980年代後半に、多くのゲームファンを獲得することに成功した。
また、CD-ROMをメディアにした「CD-ROM2」の登場により、ゲームの大容量化やアニメーションなどの効果を導入することにも成功。
8ビットマシン世代最後に登場したPCエンジンは、基本設計の優秀さから、新世代のゲーム機として最終的には約650本ものゲームを世に送り出した。
PCエンジン mini収録タイトル
※タイトル発売日順
タイトル | 発売元 | 発売年月日 |
PCエンジン(26本) | ||
THE 功夫 | ハドソン | 1987年11月21日 |
邪聖剣ネクロマンサー | ハドソン | 1988年1月22日 |
ファンタジーゾーン | NECアベニュー | 1988年10月14日 |
あっぱれ!ゲートボール | ハドソン | 1988年12月22日 |
ネクタリス | ハドソン | 1989年2月9日 |
ダンジョンエクスプローラー | ハドソン | 1989年3月4日 |
ニュートピア | ハドソン | 1989年11月17日 |
PC原人 | ハドソン | 1989年12月15日 |
イースI・II | ハドソン | 1989年12月21日 |
スーパーダライアス | NECアベニュー | 1990年3月16日 |
スーパースターソルジャー | ハドソン | 1990年7月6日 |
大魔界村 | NECアベニュー | 1990年7月27日 |
オルディネス | ハドソン | 1991年2月22日 |
ニュートピアII | ハドソン | 1991年9月27日 |
グラディウス | コナミ | 1991年11月15日 |
スーパー桃太郎電鉄II | ハドソン | 1991年12月20日 |
忍者龍剣伝 | ハドソン | 1992年1月24日 |
スターパロジャー | ハドソン | 1992年4月24日 |
SNATCHER | コナミ | 1992年10月23日 |
グラディウスII -GOFERの野望- | コナミ | 1992年12月18日 |
超兄貴 | メサイヤ | 1992年12月25日 |
悪魔城ドラキュラX 血の輪廻 | コナミ | 1993年10月29日 |
ボンバーマン’94 | ハドソン | 1993年12月10日 |
ときめきメモリアル | コナミ | 1994年5月27日 |
ボンバーマン ぱにっくボンバー | ハドソン | 1994年12月22日 |
銀河婦警伝説サファイア | ハドソン | 1995年11月24日 |
TurboGrafx-16(24本) | ||
タイトル | 発売元 | 発売年月日 |
カトちゃんケンちゃん | ハドソン | 1987年11月30日 |
ビクトリーラン | ハドソン | 1987年12月28日 |
R-TYPE I・R-TYPE II | ハドソン | 1988年3月25日 |
エイリアンクラッシュ | ナグザット | 1988年9月14日 |
スペースハリアー | NECアベニュー | 1988年12月9日 |
ネクタリス | ハドソン | 1989年2月9日 |
モトローダー | メサイヤ | 1989年2月23日 |
ダンジョンエクスプローラー | ハドソン | 1989年3月4日 |
パワーゴルフ | ハドソン | 1989年5月25日 |
ガンヘッド | ハドソン | 1989年7月7日 |
ニュートピア | ハドソン | 1989年11月17日 |
イースI・II | ハドソン | 1989年12月21日 |
パラノイア | ナグザット | 1990年3月1日 |
BE BALL | ハドソン | 1990年3月30日 |
最後の忍道 | アイレム | 1990年7月6日 |
カダッシュ | タイトー | 1991年1月18日 |
パラソルスター | タイトー | 1991年2月15日 |
PC原人2 | ハドソン | 1991年7月19日 |
ニュートピアII | ハドソン | 1991年9月27日 |
高橋名人の新冒険島 | ハドソン | 1992年6月26日 |
ソルジャーブレイド | ハドソン | 1992年7月10日 |
PC電人 | ハドソン | 1992年11月20日 |
ボンバーマン’93 | ハドソン | 1992年12月11日 |
ウィンズ オブ サンダー | ハドソン | 1993年4月23日 |
アーケードゲーム機の復刻版ミニ
タイトー Arcade1Up シリーズ
出典:タイトー
1970年後半から1980年代にかけて人気の高かったアーケードゲームの復刻版。
ミニとはいえ、当時の3/4サイズのアップライト筐体(縦型の筐体)で再現してある。
そのためゲームの操作性も損なわず、インテリアとしてもとってもおしゃれ。
日本国内向け「Arcade1Upシリーズ」はタイトーが販売。
ゲームメーカー各社のライセンスもきちんと受けている。
気になるスペックは
・筐体サイズ:幅483×高さ1163×奥行き584ミリ
・筐体重量:約20キログラム
・電源:AC100V 1A 50/60Hz ACアダプター(同梱)
・価格:各58000円[税抜]
そしてラインナップは
・スペースインベーダーオリジナル/カラー(タイトー)
・ギャラガ/ギャラクシアン(ナムコ)
・パックマン/パックマンプラス(ナムコ)
・ランペイジ/ガントレット/ジャウスト/ディフェンダー(MIDWAY)
・アステロイド/メジャーハボック/ルナランダー/テンペスト(ATARI)
・センチピード/ミサイルコマンド/クリスタルキャッスル/ミリピード(ATARI)
インフォレンズ レトロアーケード シリーズ
出典:インフォレンズ
1980年代のゲームセンターで人気のあったゲーム筐体を手のひらサイズに。
インフォレンズの「レトロアーケード」シリーズ。
手のひらに乗る大きさのミニ筐体に液晶画面と小さなコントローラがついており、これだけで遊べます。
見た目がかわいいのでインテリアにもいいかも。
メーカとのライセンス商品らしいのですが、中身は残念ながらアーケード版ではなくファミコン版そのまま。
商品スペックは、
画面:2.75インチフルカラースクリーン
コントローラ:取り外し可能なジョイスティック
電源:単3乾電池4本(別売)もしくはUSBマイクロ端子タイプB(別売)での電源供給
商品サイズ:高さ174mm×幅101mm×奥行112mm
重量:310~314g
その他:音量調整機能と3.5㎜ヘッドホン端子付き
ラインナップは、
・パックマン
・ギャラガ
・ディグダグ
・マッピー
・ギャラクシアン
・ローリングサンダー
・パズルボブル
・エレベータアクション
以下、2019年8月発売予定
・バーガータイム
・空手道
・ヘビーバレル
・ドラゴンニンジャ
・JOE&MAC戦え原始人
このほかにGBAのようなハンディスタイルに3つのゲームを入れた「ポケットプレイヤーシリーズ」が発売中。
1台に20種のゲームを入れて少し大型化した「レトロアーケードLL」が2019年末に発売予定となっています。
本物のアーケードゲーム復刻版だったらもっとよかったところだが残念だ。
アルファサテライト TINY ARCADE シリーズ
出典:スーパーインパルス
北米を中心に大ヒットした超小型筐体の「TINY ARCADE」シリーズ。
アップライト筐体を再現しているが高さ僅か9センチのミニサイズ。
手先の器用な日本人でもプレイできるの?といった操作部の細かさだけど欧米人の手にはどうだったのか心配になります。
まあ、ゲームがプレイできるキーホルダーですねこれは。
ちなみにゲームはきちんと正規ライセンスを取得している。
日本での販売は玩具販売やアミューズメント事業を手掛けるハピネットが行っている。
日本でのラインナップは、
・ギャラガ
・ギャラクシアン・
・スペースインベーダー
・ディグダグ
・パックマン
・フロッガー
王道ですね。
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