テクノソフト「サンダーフォース」8ビットパソコン機種比較

懐かしのPCゲーム

「サンダーフォース」はテクノソフトが1984年に発売したシューティングゲーム。

8ビットパソコンを中心に販売展開していき、最初の作品はシャープのX1版。

当時アーケードで人気だった「ゼビウス」のようなメタリックなキャラクタ。

攻撃も地上と空中で武器が分かれゲームシステムも「ゼビウス」に影響を受けたと思われる。

8方向に自由に飛び回ることができる全方向スクロール、ゲーム性は別としてこれは斬新だった。

サンダーフォースはその後シリーズ化、家庭用ゲーム機などにも移植され、人気のタイトルとなりました。

サンダーフォースの全シリーズ累計売り上げは100万本を突破しているということです。

【サンダーフォース for SHARP X1/1984年1月/テクノソフト】

サンダーフォース第1弾作品となったX1版。

オープニング画面ではタイトルがスクロールするしゲーム開始時には合成音声でタイトルをコールするなど、他の機種とは力の入れようが違います。

PCG機能を使ったゲーム画面の美しさとスクロールスピードの速さは3機種の中でもピカイチでした。

画面スクロール単位は残念ながらPCGサイズとなりますが、縦横斜めに目まぐるしく高速スクロールするX1版は他機種とは違うゲームのように思えます。

【サンダーフォース for NEC PC-8801/1984年2月/テクノソフト】

PC-8801はサウンド機能がBEEP音しかなかったので効果音は少し寂しいBEEP音。

グラフィック画面を少しでも高速にスクロールするため色数を4色に落としている。

【サンダーフォース for 富士通 FM-7/1984年2月/テクノソフト】

FM-7版もグラフィック画面の色数を落として少しでも高速描画できるよう工夫している。

サウンドはPSGを搭載しているので効果音付き。

スクロールはゆったりしている。

【サンダーフォース for NEC PC-8801mkⅡSR/1985年3月/テクノソフト】

PC-8801版のできが不満だったのか後にSR版を発売。

3Dから平面になるオープニングの演出を追加したほかFM音源によるBGMも追加。

画面処理のスピードも上がりゲームの難易度も相当上がっている。

【サンダーフォース for SHARP MZ-1500/1984年/テクノソフト】

【サンダーフォース for NEC PC-6001mkⅡ/1985年/テクノソフト】

「サンダーフォース」の「SHARP X1」「NEC PC-8801」「富士通 FM-7」「NEC PC-8801mkⅡSR」の比較動画がコチラ。

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