PC-8001mkⅡSR版の「ゼビウス」が発売されたのは1985年10月のこと。
みんな大好き「電波新聞社」からの発売です。
【ゼビウス for PC-8001mkⅡSR/1985年10月/電波新聞社】
「SHARP X1」「富士通 FM-7」に続き、8ビットパソコンとしては第3弾の移植作品となります。
NECのPC-8001といえば、シャープのMZ-80系、日立のベーシックマスターと並んで日本のパソコン(マイコン)創世期を支えた元祖御三家のひとつでもあります。
PC-8001mkⅡSRの発売は1985年1月、兄弟分にあたるPC-8801mkⅡSRと当時発売でした。
グラフィック画面は640×200の解像度で8色のモードと、320×200の8色表示という低解像度モードも搭載。
この低解像度モードはかなりの快速描画で、PC-8801の苦手分野のゲームでも優秀な移植作が生まれている。
FM音源も搭載し、音楽機能面でも優れていたにもかかわらず本体定価は108,000円というハイコスパ。
PC-8801mkⅡSRの陰に隠れてしまいましたが、販売戦略を変えればもう少しメジャーな機種になれていたのかも。
この「ゼビウス」、移植を担当したのがX1版と同じ藤岡忠氏だという。
どうりで画面の感じが似ているが2ドットスクロールのおかげでとてもプレイしやすい。
エリア間でデータの読み込みが発生しないのもいい。どうやってオンメモリを実現したのか気になる。
そして浮遊要塞「アンドアジェネシス」がしっかり浮遊する、素晴らしいです。
プレイ動画はコチラ。
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