任天堂の人気ゲーム「マリオブラザーズ」は1983年にアーケードゲームとして発売されました。
配管工の兄弟、マリオとルイージが、下水道から流出したカメ、カニ、ハエなどを駆除していく面クリア型のアクションゲーム。
パソコンへの移植版は「マリオブラザーズスペシャル」として1984年2月にハドソンソフトから当時人気の8ビット機向けに発売。
スペシャルが発売された機種は、NEC3機種(PC-8801、PC-8001、PC-6001)、SHARP3機種(X1、MZ-1500、MZ-2200)、富士通FM-7、ソニーSMC-777など。
アーケードゲームからパソコン版への移植でアレンジされたステージ構成は、下から突き上げるあの楽しさは無くなってしまったものの、ジャンプで避ける、トランポリンでひっくり返して蹴るなどのアクションは健在で、スペックの低い8ビットパソコンでも十分に楽しめるゲームとなりました。
8ビットパソコンで発売された「マリオブラザーズスペシャル」は次の8機種。漏れていたらごめんなさい。
【マリオブラザーズスペシャル for FM-7/1984年2月/ハドソン】
【マリオブラザーズスペシャル for MZ-1500/1984年2月/ハドソン】
【マリオブラザーズスペシャル for MZ-2200/1984年2月/ハドソン】
【マリオブラザーズスペシャル for PC-6001/1984年2月/ハドソン】
【マリオブラザーズスペシャル for PC-8001mkⅡ/1984年2月/ハドソン】
【マリオブラザーズスペシャル for PC-8801/1984年2月/ハドソン】
【マリオブラザーズスペシャル for SMC-777/1984年2月/ハドソン】
【マリオブラザーズスペシャル for SHARP X1/1984年2月/ハドソン】
全機種同時発売だなんて、さすがハドソン。
アレンジ版ではあるものの、本家である任天堂の許諾を正規に受けた移植作品であるという。
当時の人気機種、御三家といわれた「富士通 FM-7」「NEC PC-8801」「SHARP X1」の比較動画がコチラ。
画面は似ていますが操作性はやはり違いが出ます。
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