ボーステック「EGGY」8ビットパソコン機種比較

懐かしのPCゲーム

EGGY(エギー)は、1985年にボーステックから発売されたパソコン用ゲーム。

ボーステックが1984年に開催した「ボーステック第1回プログラムコンテスト」で優秀賞を受賞した作品を製品化したものでオリジナルはPC-6001。

ゲームは横スクロールのアクション。

「エナ」と呼ばれるボディアーマーを操縦して上空から落ちてくる物資を回収するのが目的。

物資は地上で消えてしまうため、地上に落ちて消える前に回収しなければならない。

クリア条件は「一定数の物資が投下されること」であり、物資は無理に回収しなくてもステージクリアは可能。

敵への攻撃もできる。ただし対地攻撃用の武器しかない。

【EGGY for PC-6001/1984年/ボーステック】

これがオリジナル「EGGY」。

当時の標準的なマイコンに比べると画面サイズが少し小さいのでキャラクタが大きく感じられる。

【EGGY for X1/1984年/ボーステック】

画面サイズが広いので周囲に枠を取っている。

これはMSX以外の他機種も同じ。

X1版は画面が綺麗だ。

【EGGY for PC-8801/1985年2月/ボーステック】

周囲の枠はブルー単色でX1版に比べると画面が暗い印象。

640×200ラインまたは320×200ラインの画面モードが使える機種はほとんど同じ画面構成。

【EGGY for FM-7/1985年/ボーステック】

FM-7版「EGGY」の枠はPC-8801よりもさらに地味でなんと白黒。

枠だけでも結構印象が変わるものだと思う。

【EGGY for PC-8001mkⅡSR/1985年/ボーステック】

PC-8001版はmkⅡSRから対応。グラフィック機能が劣るPC-8001は対応していない。

PC-8001mkⅡSRはPC-8801mkII同様の640×200(8色)に加えて320×200(8色)を2画面重ね合わせ出来るモードを持っていた。

そのためPC-8801mkIISRよりゲームが作りやすい面もあったという。

事実、ゼビウスなんかはPC-8001mkⅡSRの方が断然いい。

【EGGY for MSX/1985年/ボーステック】

MSX規格の画面サイズは256×192と一般的なマイコンに比べて狭いがPC-6001からの移植では近いものがあり似た感じとなっている。

オリジナルのPC-6001版よりもカラフルでいい感じ。

「EGGY」の「PC-6001」「SHARP X1」「PC-8801」「FM-7」「PC8001SR」「MSX」の比較動画がコチラ。

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