「ディグダグ」はナムコから1982年にリリースされたアーケードゲーム。
戦略的穴掘りアクションゲームと呼ばれ、地中を上下左右の4方向に掘り進み、空気を送るモリを投げ、敵キャラをパンクさせるという斬新な内容のゲームでした。
軽快なサウンドはもちろん、パンクさせずに敵を集めるなどの戦略により高得点が取れたり、方向キーとポンプの組み合わせでできる緻密なアクション性などが受け、人気ゲームとなります。
ディグダグの舞台は地面の下。ディグダグは方向レバーを傾けた方向に掘り進みます。
持っている武器はモリのみ、ボタンを押すと向いている方向にモリを投げます。
投げたモリは射程内であれば敵キャラに刺さり、モリを敵に刺した状態でボタンを連打するとポンプで空気を送ります。
ポンプで空気を送られた敵キャラはドンドンと膨らみ、限界が来ると破裂してしまいますが、破裂寸前で止めて敵キャラを集め、岩石を落として一網打尽にすることもできる。
操作は移動とポンプだけと一見シンプルながら、高得点を取るためのテクニックがたくさんあって意外と奥が深い。
そんなナムコの人気アクションゲームです。
「ディグダグ」もたくさんの8ビットパソコンに移植されました。
【ディグダグ for PC-8001/1983年12月/電波新聞社】
【ディグダグ for PC-8801/1983年12月/電波新聞社】
【ディグダグ for SHARP X1/1983年12月/電波新聞社】
【ディグダグ for FM-7/1984年/電波新聞社】
【ディグダグ for MSX/1984年/ナムコ】
【ディグダグ for PC-8801SR/1985年11月/電波新聞社】
【ディグダグ for FM77AV/1986年/電波新聞社】
1983年ごろは機種依存する表現力のテクニックがまだ確立されておらずどの機種も今ひとつの出来上がりとなっています。
当時の人気機種、御三家といわれた「SHARP X1」「NEC PC-8801」「富士通 FM-7」の比較動画がコチラ。
1985年以降に移植されていればもう少しクオリティの高い作品になったのかもしれません。
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