バンダイ「機動戦士Zガンダム」8ビットパソコン機種比較

懐かしのPCゲーム

バンダイ「機動戦士Zガンダム」は新御三家の3機種で発売されました。

いくつかの人気ロボットアニメ作品がゲームとして発売されていましたが、ガンダムシリーズはやはり販権を持ったバンダイから。

「Zガンダム」も中二病患者が大好きな変形ロボのひとつですがこのゲームでも勿論ウエーブライダーへと変形します。

ゲーム画面やシステムが当時人気だったゲームアーツの某変形ロボットシューティングに似ている気もしないでもないですが。

まあ、そこはキャラクタゲームの強いところ。売れてしまえばどうということは無いのですよ。

1面ではハイザックとガルバルディ、2面ではマラサイとガルバルディといったモビルスーツが敵キャラとして登場します。

このグラフィック画面でモビルスーツの判別ができるとは、ドット絵師の職人魂みたいなものを感じますね。

カミーユの搭乗する「Zガンダム」、モビルスーツ時のメリットは、ビームサーベルを使えること。

ビームサーベルはエネルギーを消費しない上に敵の弾丸を跳ね返せるため、敵への攻撃にもつながります。

ビームライフルはエネルギーを消費してしまうし、むしろライフルを使う意味はないのかもしれません。

Zガンダムはウェーブライダーへと変形し、変形時のメリットは、狭い通路を通れることです。

このあたりも某ゲームに似ている気もしないでもない。

【機動戦士Zガンダム for 富士通 FM-7/1986年2月/バンダイ】

「機動戦士Zガンダム」の富士通FM-7版は1986年2月にバンダイから発売。

グラフィックは3機種でほとんど同じ、効率よく開発している。

この当時、原作のサウンドは使えなかったもようでオリジナルサウンドをBGMにしている。

【機動戦士Zガンダム for NEC PC-8801/1986年2月/バンダイ】

「機動戦士Zガンダム」のNEC PC-8801版は1986年2月にバンダイから発売。

機種による動きの優劣もそれほどなく、異機種を持った友達ともマウント合戦をせずに仲良くプレイできたのではないでしょうか。

PC88版はFM音源に対応しているのでSR以降であればご機嫌なBGMが流れます。

【機動戦士Zガンダム for SHARP X1/1986年2月/バンダイ】

「機動戦士Zガンダム」のSHARP X1版は1986年2月にバンダイから発売。

テグザータイプの画面表示はX1のPCGと相性がよく、動きもなかなかよい。

X1版はBGMが無い、これもテグザーと同じ。

静止画で比較すると機種による差がほとんど感じられないこの3作品。

プレイするとそれぞれの個性が少しだけ感じられます。

「機動戦士Zガンダム」の「富士通 FM-7」「NEC PC-8801」「SHARP X1」の比較動画がコチラ。

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