「ドラゴンバスター」は1985年にナムコがアーケード版を発表したアクションゲーム。
8ビットパソコンに一番に移植されたX1版は電波新聞社から1987年6月に発売。
移植作品としてはファミコンに続く第2弾になります。
王女セリアを人質にしたドラゴンを追いかけて、ドラゴンバスターことクロービスがドラゴン山を追いかける、というストーリー性を持った横スクロールタイプのアクションゲームです。
この頃になると各ソフト開発会社で機種毎のノウハウが蓄積され、この作品ような高難度の移植作品も市販化されようになりました。
「ゼビウス」の時もそうだったけどX1とFM-7は電波新聞社なのにPC-8801だけはエニックスって、、、なにか縄張りみたいなことあったのだろうか。
【ドラゴンバスター for SHARP X1/1987年6月/電波新聞社】
さすが、電波新聞社の移植作品だけあって原作をできるだけ忠実に移植している。
画面内にキャラクタが多くなるとさすがに処理落ちやチラつきが発生するけど。
これが初代でも動くことを考えればありがとう電波新聞社となるのではないでしょうか。
【ドラゴンバスター for PC-8801mkⅡSR/1987年8月/エニックス】
オープニングでのキャラクタ紹介はオリジナル要素。
操作性にややクセがあり原作をプレイしていた人にとってはかなり慣れが必要。
部屋の内部が外から見えなかったり、部屋に入ってからルームガーダーが表示されるまでに遅延があったりする。
【ドラゴンバスター for FM77AV/1987年11月/電波新聞社】
8ビットマシンとは思えないFM77AVの機能を使った滑らかな背景やキャラクタの動き。
ドラゴンのシーンでもほとんどチラつきが発生しない。
ファイヤーボールスペシャルも綺麗な螺旋状の円を描いて敵にダメージを与えて効果的。
X68000版には及ばないもののなかなか素晴らしい作品です。
「ドラゴンバスター」の「SHARP X1」「NEC PC-8801mkⅡSR」「富士通 FM77AV」の比較動画がコチラ。
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