【Powkiddy Q20 mini】
Powkiddyから発売されている中華製のミニゲーム機「Powkiddy Q20 mini」。
どこかで見たことあるような形ですね。
※参考画像(ファミコンコントローラ)
似ているというか、真似ているというか。
梱包、荷姿、開梱
箱がボコボコw
内容物はゲーム機本体とUSB-Cケーブルと取説。
実にシンプルで最低限な構成ですが、まあ、チープな中華ゲーム機なのでこんなものでしょう。
スペック
〔スペック表:Powkiddy Q20 mini〕
OS:Linux
CPU:Allwinner F1C100S(ARM9)
ディスプレイ:2.4inch 320×240 IPS液晶
RAM:32MB SDRAM
ストレージ:microSDカード16GB(最大32GB)
バッテリー容量:1200mAh
サイズ:118×54×15mm、重さ:約83g
その他:モノラルスピーカー、イヤホンジャック
SoCには「Allwinner F1C100S」ということで、どこかで聞いたことあると思ったら。
GBA型のエミュ機V90なんかと同じ。
ということはエミュ性能も同等ということで、まあ、SFCやGBAあたりから動きの怪しいゲームが出てくるというレベルでしょう。
外観・機能
【正面】
ファミコンのコントローラそっくりなこのデザイン。
中央部には320×240ピクセルのIPS液晶が。
左に十字コントローラ、右にABXYボタン、あとはSTART、SELECTとシステム用のボタンがふたつ。
右下の8つの穴はスピーカーの穴でしょう。
【右側面】
右側面には電源スイッチ、押しボタンではなくスライド式のスイッチです。
【左側面】
左側面はなにもなし。
【上面】
上面にいろいろな機能が集中しています。
左右にはLRボタン、L2、R2は無いようです。
イヤホンジャック、TFカードスロット、音量ボリューム、USB-Cコネクタが並びます。
音量ボリュームはスイッチではなく回転式のボリュームで左側に回すと音量最大とちょっとディレクションに違和感あり。
【底面】
底面には何もなし。
【背面】
背面にも何もなし。シンプル。
性能
【エミュレータ性能】
専用機としてFCが動いてくれれば性能的には十分すぎるという見た目とサイズ感ですが、実際どうでしょうか。
標準で搭載されているエミュレータは、主な機種で PS1、CPS、NEOGEO、GBA、GBC、GB、SFC、FC、GG、MD、PCEなど。
〔エミュレータ性能:Powkiddy Q20 mini〕
文句なし、よく動く
PCE◎
文句なし、よく動く
GB◎
文句なし、よく動く
GBC◎
文句なし、よく動く
GBA○
ゲームによっては動くが動きの悪いものもある
SFC△
ゲームによっては動くが動きの悪いものがある、OSをCFWにすれば動くものあり
PS1△
正直厳しい
まあ、Pocket Goと同じSoCなのである程度は予想できていましたが、FCさえ動いてくれれば文句なしです。
GOOD、BAD
とにかく安くてチープなので、各所の作りの安っぽさに驚く。
とにかく軽くてよいのだけれど、その軽さが余計にチープさを強調している気がする。
手軽に遊べるFCエミュ機として考えればまあ悪くないのかなとも思えますが、スイッチ類のチープさもあり、そう耐久性はないだろうなと予測しています。
耐久性が読めるほど使い込んでないのでもしかしたらすごーく長く使えるのかもしれません。
比較、所感、まとめ
とにかくこの画像を見てください。
以上。
所有した満足感はあまりないですが、まあコレクターズアイテムとして持っていてもいいかなとは思います。
CFW
Pwokiddy V90 や Q90、Pocket Go と同じOSなのでオリジナルに不満があればCFWが導入可能です。
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