「シルフィード」8ビットパソコン機種比較

懐かしのPCゲーム
Created with GIMP

「シルフィード」は、ゲームアーツが発売した3D縦スクロールシューティングゲーム。

オープニングではFM音源チップのCSM音声合成によるデモイベントもあり。

発売元は「テグザー」でヒットを飛ばしたゲームアーツ。

2022年現在もブランド名が残っている数少ない8ビット時代のソフトハウスのひとつ。

1986年にPC-8801mkIISR以降用として発売され、1988年にFM77AVへ移植された。

ゲーム内容は奥行きのあるポリゴン描画の3Dシューティング。

サウンドが素晴らしいのは当然ですが、このポリゴン表示グラフィックをPC-8801mkⅡSRで実現できているところが凄い。

発売日がかなり延期され、結局1986年末になりましたが、期待を上回る秀作シューティングだったと思います。

1988年にはFM77AVにも移植され、こちらはデモアニメーションが天然色4096色になるなどAVの機能を追加。

ゲーム画面そのものは比較してもどちらも遜色ない感じで素晴らしいです。

あらためて思うのは、やっぱり8ビット機のシューティングは無理せず宇宙空間(黒背景)を利用するとストレスなく動きますね。

【シルフィード for PC88SR/1986年12月/ゲームアーツ】

シルフィードの8ビットパソコン版は1986年12月にゲームアーツがPC-8801mkⅡSR版として発売。

サウンドに関しては文句のないPC88SRのFM音源クオリティ。

ポリゴン表現のゲーム画面も色数を少なくしてゲーム性を高めて遊べるシューティングといった感じでした。

【シルフィード for FM77AV/1988年3月/ゲームアーツ】

シルフィードのFM77AVは1988年3月にゲームアーツから発売。

8ビットパソコンでシルフィードが移植されたのはこれだけ。

サウンドはPC88SR版の劣らず。ゲーム性もよく再現された良移植だったのではないかと思います。

「シルフィード」の「PC-8801mkⅡSR」「FM77AV」の比較動画がコチラ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました