Raspi4のwindows10でMZ-2500を動かす

MZ-1500

前回はラズパイにarm64版windows10をセットアップして動かしてみました。

少しモッサリした感じではありますが、まあ、windows10でしたね。

CPU:BCM2711(ARM Cortex-A72)、コア数:4、速度:1.5GHz

ただし、64bit向けのアプリを実行しようとするとこんなメッセージができます。

なんとも切ない。

ベンチマークテストはできなかった。

まあ、元々win32向けアプリをエミュレーションで動かしていたものなので64bitアプリが動かないのは当然なのですが。

しかし32bit用のアプリならそのまま動くのでwindows7時代の古いアプリは動くものがまだある。

古いアプリは動く可能性があるということはですよ。

もしかして未だかつてARM系SoCで動かしたことのないレトロパソコンのエミュレータ動くかもしれない。

ということでレッツトライなのであります。

raspi4のwindowsで動くMZ-2500

MZ-2500を起動してみる。

勿論win32アプリなので問題なく起動した。

今更気付いたけどラズパイのHDMIにwindows10からの音声信号が出ていないらしくモニターから音が出ない。。

コントロールパネルにも設定変更できそうな箇所が見当たらず。

仕方がないのでオーディオジャックからスピーカーに音声出力してみたところこちらは正常に音が出た。

ドライバがまだHDMIからの音声出力をサポートしていないのか。

SBCではよくあることなのでまあいいか。(よくない)

しかしですね。

本題のエミュレータ動作、MZ-2500は処理速度とFPSが表示されるのですが。

とんでもなく遅い。(笑)

window×2モードで開始したけど余りに遅いので画面サイズ最小のwindow×1モードに変更しました。

このモード使ったことなかったです。

それでも速度4%、表示2FPSとか、お前はもう、タヒんでいる。。。

厳しいですね、これは。

とりあえず何かソフトを動かしてみよう、ということでいつものやつ。

MZ-2500の代表作「ゼビウス」。

7fps(13%)でエミュレーションして動いてる。

これ、ウィンドウモードで最小サイズ。

スムーズなスクロールがこのソフトの売りなのにガクンガクン波打ってる。(笑)

window×2モードにしてみたけどぜんぜんやる必要なかった。

「レイドック」もやってみたけどこっちも同じだった。

判定:raspi4のwindowsでMZ-2500は不可能

raspi4のwindowsで動くMZ-1500

次に「MZ-1500」を走らせてみる。

フルスクリーンモードだとさすがに苦しい。

MZ-2500と同じようにwindow×1のウインドウモードにして「サンダーフォース」を。

18fps(30%)。

相当苦しいな。

オープニングの「サンダーフォース」の叫び声は聞き取れた。

しかし、、、シューティングは無理だな、これは。。。

次は「フラッピー」を。

アクションだけどゆっくりしてるから全くダメというわけでもない。

判定:raspi4のwindowsでMZ-1500は相当苦しい

raspi4のwindowsで動くMZ-700

続きまして「MZ-700」を。

ここまでくるとwindowsの互換性問題の方が心配になる。

オープニングのビープ音が心地いい。

MZ-700の代表作のひとつ「タイニーゼビウス」。

これはウィンドウ2倍モードでもいけそう。

元々8ドットスクロールでガクガクしてるから違和感がないのか?

なんかいけそうな気がする。

サウンドも全然違和感なし。

はい、合格です。

次はマイルドソフトのギャラクシアン。

こちらも普通に遊べる。

MZ-700ならいけそうだ。

判定:raspi4のwindowsでMZ-700は可能

raspi4のwindowsで動くX68000

ここでちょっと出来心で「X68000」を試したくなった。

ま、結果は見えてますけどね。

XM6Gはフレームレートの表示が無いのですね。

処理族度は100%と表示されている。

間違いなくフレームスキップされてる。これは厳しい。

全画面でもギリいけるかなー、MZ-2500よりはマシなレベルだけど。

もっと処理の重たい「R-TYPE」を実行させてみる。

コマ落ち、処理飛び、これは無理。

バラデュークもやっぱり無理でした。

わかってたけど。

ここでエミュレータを「WinX68k高速版」にバトンタッチしてみる。

「WinX68k高速版」はフレームレートの表示があるのだ。

お、34fps出てる。

動きもXM6Gより滑らか。

やるな。

これはギリいける判定出るかもしれない。

まあ、「raspi4」で「X68000」だったらオーバースペックなほど動く「PX68K」があるから無理して「windows」で動かす必要なんて全くないんですけどね。

ということで今回の結果は、respi4のwindows10で「MZ-700」が遊べる、でした。

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